11月8日は「118(いい歯)」の日|茨木上野兄弟歯科|茨木市駅の歯科・歯医者

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11月8日は「118(いい歯)」の日|茨木上野兄弟歯科|茨木市駅の歯科・歯医者

11月8日は「118(いい歯)」の日

こんにちは。

 

昨日は11月8日で118(いい歯)の日でしたね。

 

皆さん、毎日歯にいいことをされていますか?

 

今回は「XYLITOL(キシリトール)」について少しお話ししたいと思います。

 

キシリトールはテレビでもよく宣伝され、ご存知の方が多いのではないでしょうか?

 

「なぜキシリトールがこんなに多く宣伝され、なぜ虫歯を防ぐのか?」

 

キシリトールとは「代用甘味料の1つ」とされ、砂糖と同等の甘みがあります。

代用甘味料とは「砂糖に代わる虫歯を起こしにくい甘味料」のことです。

 

虫歯がどのようにできるのかを簡単にお話しをしますと、

お口の中にいるミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌が、砂糖をエサとして体内に取り込み、そこで酸を作り出します。その酸を歯に振りかけることにより、歯の表面が溶けて虫歯となります。

 

ここで「キシリトール」は代用甘味料、つまりこの砂糖の代わりをするということです。

ただ、代わりをするのですが、ここがとても重要な点になります。

 

ミュータンス菌は砂糖と同等の甘みのあるキシリトールを、砂糖と勘違いをして体内に取り込むのですが、このキシリトールでは酸を作り出すことができないのです。

酸を作り出すことができなければ、歯を溶かすこともできませんよね。

 

その他に、

「キシリトールガムをかむことにより唾液の分泌をうながす作用」

「歯の再石灰化をうながす作用」

などもあり、キシリトールは歯にとって、とても良いことを多くしてくれる材料なんですね。

 

今では、お店に行くとこのような物も発売されており、キシリトールを目にすることが多くなりましたね。

やはり、宣伝効果が高いですね(笑)

これにより皆さんが歯のことを少しでも意識してくれると、私たち歯科医師はとてもうれしいですね!

 

「皆さん、毎日歯にいいことしてますか?」

 

上野貴士